Q. | 磐田市在住の青島君から質問で185cmボードが慣れているので大きい波用のボードも小さい波も同じサイズでボードを使用するのはどうですか。
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A. |
同じシェィパーが小さい波、大きい波、ミドルサイズの波と用にシェィプする場合は波のサイズによりボードの長さ、幅、ロッカーとすべて変えます、ただし同じ考え方でシェィプします、大きい波には188cmでミドルサイズは185cm、スモールウェーブは180cmと変えます、波のサイズによって、長さを変えることで自分のサーフィンが無理なくできます、ボードの長さに慣れているだけで波のサイズに合うボードに慣れることの方が重要だと思います。 |
Q. | サーフィンを始めて二年になりますが、新しいボードの購入と思いますか、マシンシェィプとハンドシェィプはとちらがよいと思いますか
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A. |
断定はできませんが、私はシェィプ歴が約35年になります。 十代後半からサーフィンを始め、ロングボードからVボトム、スティンガー、現在のショートボードまでサーフィンとシェィプしてきました。 サーフボードもシングルフィン、ツィンフィン、トライフィンと変遷してきました。 この間には選手時代を経て、シェィパーになり、いままでに2.5万本以上のサーフボートを作っています。 多くのプロ選手、アマチュア選手にサーフボードを提供し、彼らからフィードバックされシェィプの向上を図ってきました、いまでも同じ気持ちでシェィプしています。 長い経験の中で、同じタイプのボードをある選手には高評価を得て、他の選手に提供すると評価が悪いことが時々ありました。 原因を追及していきますと、基本デザインから、ライダーの特徴により、全体的にバランスを変えながらが、すべての個所を微調整が必要なことが分かりました。 例えば、スタンス幅が広いか狭いかで、ボードのロッカーとバランスを少し変えるだけでライダーに合うボードに変わり、また、足のサイズによっても足の小さい方にテール幅は狭く、逆広い方は広めのテールが向いているなどは分かっています。 また、ある時期にマシンシェイプを使用していましたが、正確で奇麗ですが、シェィプは日々の進歩です、モデルボードと新しいデザインとの時間のギャップもあり、そして、各ロッカー、レール等の微調整が難しく、出来上がりに不安を感じようになり、いまではマシンシェィプは使用していません。 基本デザインからユーザーの特徴によって、アウトライン、ロッカー、レールとバランス合わせことが大切です。 シェィプは長い経験と創造力が大切でこれをクリアするには、ハンドシェィプしかないと確信しました。 結果として、ハンドシェィプは各サーファーの特徴と要望を理解し、自分のシェィプ技術とノウハウを生かし、一本一本シェイプすることでオンリーワンのサーフボードが提供できる近道でしょう。 |
Q. | 2008年モデルについて
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A. |
10代〜50代までの幅広いユーザーの要望に答えるには、ロングボードデザインから最新のショートボードデザインまで理解し、ユーザーのオンリーワンになるサーフボードをシェイプテーマとして、長い経験を通じて「古いデザイン」テイクオフの速い厚いボードと「新しいデザイン」薄く機能性を追求したボードの融合による「まったく新しいボードデザイン」ベーグルフィシュ・ボードを開発致しました。現在ライダーによるテストの結果では、非常良い評価を得ています。ぜひ、オンリーワンのボードになるように新しいボードデザインを試してください。 08 EPS 従来のボードの65%という驚異の軽さを実現。抜群の反 発力で、力のない波でも素早い反応をみせ、マニューバー を描けるスペシャルボード。 08 ARモデル 腰〜胸サイズの波でそのポテンシャルを発揮するハイパ フォーマンスモデル。縦の動きに敏感に反応し、波のど のセクションでもオールラウンドに対応できる。 08 BWモデル パワーのある海外の波でも対応できるようデザインされ たモデル。安定したテイクオフから縦へのアプローチを 重視したロッカー設定で、どこでも楽しめる1本。 |
Q. | ベーグルについて
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A. |
ベーグルのデザインは、35 代〜50 代までのテイクオフがノーマルショートボードでは厳しく、ロングボードでは長すぎると感じているユーザーの満足をいただけるデザインです。 四国を代表するグラウンドマスターのライダー鳥羽君から、スモールウェーブでもテイクオフが早く、ある程度のマニュバーができるボードの要望がありました。 参考になったボードは、テイクオフの速い(長170cm×幅55cm×厚7cm 2fin)のレトロボードでした。 新しいシェィプデザインとして、トライフィンでテイクオフが早く、腰くらいで、マニュバーとスピードのでるボードがシェィプデザインです。 このボードの特徴は、ロッカーがなく、厚いボードでV ボトムにシングルコンケーブをセンターからフィンエリアまで入れた、まったく新しいタイプのデザインです。 |